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美食外交の基地ヴァランセ城を訪ねる
フランスのAOP(原産地保護名称認定)チーズにヴァランセという山羊乳のチーズがある。ややずんぐりしたピラミッド型で表面には木炭の粉がまぶされている。
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ポルトガル北部ドウロ川の谷間で考えたこと
ポルトガルの北部で作られるワイン、ポルト酒(ポートワイン)については、先月少し書いたが今回は少し詳しく書こう。
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ポートワインの聖地ポルト市の街歩き
ある年配以上の人ならば、ポートワイン名は良く知っているはずである。1960年代後半からいわゆる第1次ワインブームといわれる時代が来るまでは、ワインといえば甘いポートワインと思っている人が大半だった。
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ポルトガルの山のチーズを訪ねて
ボルトガルのほぼ中頃にエストレーラ山脈がある。その山の中で作られるポルトガルを代表するチーズ、セーラ・ダ・エストレーラを求めてポルトガル中東部の町カステロ・ブランコを出発。
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ポルトガルのチーズは女性職人の手で作られている
先月紹介した世界遺産の町エヴォラでは、古代ローマの遺跡を見たり400年前に我が日本から派遣された少年使節団が立ち寄った教会で感慨にふけり、夜はポルトガル料理とワインを堪能した。エヴォラの旧市街はたかだか直径1kmほどの城壁の中にぎっしりと2千年の歴史が詰まった町だ。
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日本の少年使節が訪れた世界遺産の町へ
ポルトガルはイベリア半島の西端にある南北に細長い国で、面積は北海道くらい。大西洋に面したところは緑が多いが、東側の内陸部は乾燥地が続き、貧弱な草地にコルク樫の林が多く見られる。車で走ると次々に風景が変わっていく風土の変化が激しい国である。
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王侯貴族に愛されたチーズを訪ねて
ヨーロッパでは中世以来チーズと玉ねぎといえば貧乏人の食糧の象徴であった。シェクスピアの戯曲にもチーズは貧しい者の食べ物とするセリフが見える。しかし逆に考えればチーズは当時の庶民の重要な蛋白源だったわけである。
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ポルトガルの洗濯女はどこへ?
ポルトガルではいったいどんなチーズに出会えるか。期待を抱いてのポルトガル入りだった。日本にはポルトガルチーズに関する情報は少ない。事前に渡された訪問先の資料をもとに丹念に訪問先を調べた。
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大聖堂のある国境の町へ
フランスの北東部にあるアルザス地方は幅50キロ、南北に200キロに満たない細長い地方である。その東側にはライン河が北に向かって流れ、これがドイツとの国境になっている。
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お菓子の好きなお殿様がいた町
フランスの北東部ロレーヌ地方の町ナンシーといっても、日本の観光客にはあまり知られていないが、アール・ヌーヴォーのファンなら一度は訪れたい町であり、お菓子が好きな向きには興味を引く町ではないだろうか。
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エストレマドゥーラの赤いバラ
突然ですが筆者は生ハム狂である。ヨーロッパへ行くと必ず土地の生ハムを物色する。香港ではアジアの生ハムである金華ハム(金華火腿)を探した。
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イングランドの豚まん
イングランドの田舎道は美しく変化に富んでいる。緑の草原、夏ならば黄金色の麦畑を取り巻く森や林。そこには誰でも通り抜けられるパブリック・フットパス(略してフットパス)という道がある。
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